インフルエンザ予防と子供の手荒れのジレンマ〜アトピーについて考える〜
冬になると毎年悩まされるのがインフルエンザの感染予防。
我が家でも毎年子供がインフルエンザにかかるので、感染予防対策をしています。
そんなインフルエンザ予防の基本は手洗いや手の消毒ですが、これによって子供の手荒れが増えている、という記事がありました。
https://www.walkerplus.com/article/9433/
実際に子供の通っている保育園では、正面玄関の前に消毒液があり、感染症予防の為に保育園から出る時も入る時も親子で消毒することになっています。
感染症を持ち出さない、持ち込まない為です。
手洗いの方も先生から指導して頂いているお陰で、子供達は指の間や手首までしっかりと洗う習慣ができています。
それと共に、子供達に今まで出ていなかった手の甲や手首にアトピーが出ることが増えている印象があります。
秋以降、乾燥も伴って、より肌のバリア機能が低下しがちなアトピー肌。
何度も石鹸で手を洗うことは、必要なバリア機能まで洗い流してしまう頻度も増えます。
また、泡の洗い残しによって刺激を受けて痒くなることも。
手首や指と指の間などが残りやすいのか、我が家では同じところに何度も傷が出来ています。
手を消毒しても刺激になる。
手を洗い過ぎても刺激になる。
でもそれをやめるとインフルエンザを予防できない。
とっっっても悩ましいです。
結局のところ、こまめな保湿しか方法はなく、家にいる時には手洗い後に、保湿剤をつけることにしています。
手に傷がある時は、朝と夜に症状に合わせたステロイドを塗り、手洗い後はプロペト(白色ワセリン)を塗っています。
アトピーは地道な毎日のケアの積み重ねが大切。
忙しい毎日で、子供達の朝晩の肌ケアだけでも大変なのに、手洗い後もケアが増え、正直なところしんどい日もあります。
子供も親もストレスにならないように、程よくゆるく、長く続けられるように手荒れケアしていきたいなと思うこの頃です。